相続不動産の維持・管理
query_builder
2021/09/14
ブログ
昨今、相続された空き家の不動産の売却相談が増加傾向にございます。
その要因として以下2点の影響があるのではないかと推測しております。
ニュースで地方自治体による強制代執行により、強制的に古い家屋の解体がおこなわれている映像を見たことがあるかと思います。
これらは地方自治体において、管理不行き届きであると判断された場合におこなわれており、それに掛かった費用については、後に所有者に請求がなされることとなっております。
併せて、地方自治体に「特定空き家」と認定された際に固定資産税が6倍になる可能性があることもその一つかと思います。
これらは主に一戸建てにおけるものですが、空室のマンションも気を付ける必要があります。
例として、マンションで定期的に雑排水管の清掃がおこなわれていることと思います。
基本的に空き家のお宅は当然室内に入室できない為、実施できないことが多いのですが、これを数年間実施しないことにより、他のお部屋のキッチン、洗面から嫌な臭いがしたりといった事象が起こり得ます。
唐突に、マンション管理組合や管理会社から是正を求められる…といったこともあります。
そうならない為にも、利用予定の無い空き家は早々に売却されることをおすすめいたします。
私どもも、お客様から「ずっとほったらかしにし、固定資産税も無駄に払っていたから早く売却しておけばよかった」なんてお話もいただきます。
新たな買主様に大切に有効利用してもらうことが良いのではないでしょうか?